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環境保全

環境保全

このページでは、水質調査や水辺環境調査、モニタリングなど各種の調査結果をお知らせしています。また、大淀川流域で環境保全に取り組む住民や団体等の活動を紹介し環境情報や各種のイベント情報などを提供する「大淀川流域ネットワークTIMES」を掲載しています。

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平成25年の身近な水環境の全国一斉調査結果

 

平成25年に大淀川流域で実施した身近な水環境の全国一斉調査結果を図化しました。

当団体では、本川の17箇所と支川の12箇所の計29 箇所で測定しています。

測定項目は、全国一斉調査項目のCODだけでなく、アンモニア態窒素と亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、リン酸態リン、 pHもパックテストで測定しています。

これらのCOD~リン酸態リンの測定結果を、4段階に色分けして、地図上に示しています。

 

 

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10年間の身近な水環境の全国一斉調査結果のまとめ

10年間の身近な水環境の全国一斉調査結果をまとめました。ただ、測定箇所と測定項目が多いので、代表的な本川3地点と支川の本川合流前の4地点について、CODと硝酸態窒素とリン酸態リンを図示しています。これらの結果は、年1回だけの測定結果なので、年平均値の変動を示しているとみなして考察しています。なお、本庄川は測定地点が異なるため平成21年と22年の測定値を結んでいません。

1.CODについて

鹿児島県境の今迫橋地点では10年間に大きく低下した。しかし、都城盆地最下流部の樋渡橋と下流の相生橋ではあまり低下していない。一般に河川では2~5の値で「少し汚染がある」、5~10で「汚染が多い」と判定される。したがって都城盆地内では、支川の庄内川や高崎川などから汚染が多い水が合流しているためと判断される。なお、平成23年の岩瀬川では異常値が測定されている。水草の分解に起因すると考えられるが、原因は不明である。

※画像はクリックで拡大します

cod_02.gifcod_03.gif

2.硝酸態窒素について

本川と支川の全ての地点で増加傾向を示している。特に年降雨量が少なかった平成21~22年には高崎川で高い値が測定された。一般に河川では1以下の値で「少ない」、1~2で「普通」と判定されるので、高崎川を除けば普通の水質状況と判断される。

※画像はクリックで拡大します

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3.リン酸態リン

本川と支川の全ての地点で顕著な増加傾向は見られない。一般に河川では0.2以下の値で「きれい」、0.2~0.5で「少し汚染がある」と判定されので、全体的にきれいな水質状況と判断される。

※画像はクリックで拡大します

rinsan_02.gifrinsan_03.gif

 

河川水質の参考知識

※CODとBOD 

CODは有機物と無機物を薬品で酸化させたときの酸素消費量を表しているが、特殊な水を除けば有機物が主であり、これが高いほど有機物で汚染されていると言える。一方、BODは有機物を分解するために微生物が必要とする酸素消費量で表したもので、河川の水質指標になっている。しかし、CODは簡易にだれでも測定できるのに対し、BODは専門技術者が5日間をかけて測定するため、その代替指標として全国一斉調査ではCODを採用しています。

※有機物と無機物

有機物は、炭素を含む化合物で、燃やすと二酸化炭素を発生し、黒く焦げて炭になる物質であり、主に生命の体を作っています。無機物は、有機物以外の物質で、石やガラス、鉄、水などです。

※硝酸態窒素

窒素・リン酸・カリは肥料の3要素です。肥料が過剰に散布されたたり、有機物が分解されると、最終的に硝酸態窒素になります。水道水の水質基準では硝酸・亜硝酸性窒素の合計が10以下であることが定められていて、高濃度の水を飲むと血液の酸素運搬能力が奪われ、特に乳幼児は窒息死の危険にさらされます。

※リン酸態リン

負荷源は、過剰散布された肥料、生活排水、畜産排水などである。この数値が高いほど富栄養化していて、赤潮などの原因となる。

 


 

23年の大淀川の水質が公表されました

 

平成23年の大淀川の水質が公表されました

平成24年7月31日に、国土交通省から平成23年の一級河川の水質が公表されました。BODによる大淀川の九州でのランキングは、20水系26河川中で21位となり、平成22年の17位よりも下がって、21年の23位とほぼ同じランキングにもどりました。

大淀川では岳下橋・志比田橋・乙房橋・樋渡橋・大ノ丸橋・相生橋・小戸の橋の7地点での平均値が評価されていて、BODの値は年によって下図のように変化しています。平成16年以降に徐々に悪くなっていて、22年は大淀川流域の年降水量が大きくて汚染物質が薄められていたと評価されていました。23年の値がどのようになるか注目されていましたが、17年と同じ値でした。全体の傾向としては、破線で示すように徐々にではありますが、BODの値が年ごとに下がっていて、流域の皆さんのご理解とご協力によって改善されてきていることが分かります。

20120731_01.gif

 

 


 

平成23年7月28日国土交通相発表

平成22年の大淀川の水質が公表されました

平成23728日に国土交通省により、平成22年の一級河川の水質が公表されました。BOD(生物化学的酸素要求量)による大淀川の九州でのランキングは、20水系26河川中で17位となり、平成21年の23位よりも大幅に上がりました。
 

大淀川では岳下橋・志比田橋・乙房橋・樋渡橋・大ノ丸橋・相生橋・小戸の橋の7地点での平均値が評価されています。BODの値は年によって下のように変化していて、平成16年以降に徐々に悪くなっていましたが、平成22年は急に変化したことが分かります。この変化は、平成22年に大淀川で年降水量が大きく、汚染物質が薄められたためと評価されています。

 

H4

H5

H6

H7

H8

H9

H10

H11

H12

H13

BOD(平均値)

2.2

1.6

1.8

1.6

1.7

1.6

1.3

1.4

1.7

1.9

BOD(75%値)

2.6

1.8

2.0

2.0

1.9

2.2

1.5

1.6

2.0

2.1

H14

H15

H16

H17

H18

H19

H20

H21

H22

 

BOD(平均値)

1.6

1.2

1.1

1.2

1.3

1.4

1.4

1.6

1.1

 

BOD(75%値)

1.7

1.3

1.3

1.4

1.4

1.6

1.7

1.9

1.3

 

 

 

 

H14

H15

H16

H17

H18

H19

H20

H21

H22

年降水量

2168

2417

3002

2350

2489

2334

2232

1723

3125

 

(注)BODとは、微生物が水中の有機物を分解する時に消費する酸素の量です。
水がきれいであれば、微生物がそれほど頑張って有機物を分解しなくてよいので、消費する酸素の量も少なくて済みますから、数字が小さいほど水質がよいことになります。表には、BODの年平均値と75%値を示しています。河川水質ランキングは、BOD年平均値を用いています。75%値とは、年間観測データを良い方から並べて、75%番目の数字です。水質環境基準は、BOD75%値で評価します。

 

 

 


平成22年7月29日国土交通相発表

このページでは、水質調査や水辺環境調査、モニタリングなど各種の調査結果をお知らせしています。また、大淀川流域で環境保全に取り組む住民や団体等の活動を紹介し環境情報や各種のイベント情報などを提供する「大淀川流域ネットワークTIMES」を掲載しています。

 

大淀川の水質が公表されました

平成22729日に国土交通省により、平成21年度の九州管内一級河川の水質が公表されました。BOD(生物化学的酸素要求量)による大淀川のランキングは、20水系26河川中で23位となり、平成20年度の22位よりも1ランク下がってしました。
大淀川では岳下橋・志比田橋・乙房橋・樋渡橋・大ノ丸橋・相生橋・小戸の橋の7地点での平均値が評価されています。BODの値は年によって下のように変化していて、平成16年以降に徐々に悪くなっていることが分かります。

 

年度

H4

H5

H6

H7

H8

H9

H10

H11

H12

BOD

(75%値)

2.56

1.8

1.99

1.93

1.9

1.8

1.4

1.8

2.0

年度

H13

H14

H15

H16

H17

H18

H19

H20

H21

BOD

(75%値)

2.2

1.7

1.3

1.3

1.4

1.4

1.6

1.7

1.9


 

 

(注)BODとは、微生物が水中の有機物を分解する時に消費する酸素の量です。水がきれいであれば、微生物がそれほど頑張って有機物を分解しなくてよいので、消費する酸素の量も少なくて済みますから、数字が小さいほど水質がよいことになります。表には、BODの通常の状態を表す値として75%値が示されています。75%値とは、年間観測データを良い方から並べて、75%番目の数字です。